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訪問看護は重症度の高い患者様が対象?

 こんにちわ

今日は風は冷たいけれど、さわやかな秋晴れの一日となりました。

先日、訪問看護先の養育者の方との対話を通じて、訪問看護、看護を考える機会を頂きました。

主治医は利用者様が日常生活を円滑に過ごすことが出来るよう、重度の脱水の改善を目的に点滴の実施を訪問看護師に指示しました。

これを受けて看護師は脱水の改善を最優先に考えながら点滴を実施し、それに加えご本人のセルフケア能力の向上を目指し、

利用者様自身で脱水を起こさないよう水分摂取の必要性を理解し、ご本人に合った水分摂取の方法や時間、本人のセルフケア行動を

高めるための支援を行う看護計画を本人・養育者と一緒に立て、実践し、日々の変化を実感しています。

その際「訪問看護って重症度の高い患者様が対象って思っていました。でもやっぱり違うんですね。私たちの様にどのように現状に対処し、

健康を取り戻していくことがいいのか迷っている人が訪問看護を活用してもいいんですよね」と養育者が話されました。

私は衝撃を受けました。

 ナイチンゲールは看護覚書で、看護を以下の様に述べています(以下は要約したものです)。

病気は回復過程であり、看護はその回復過程を助けるべきものである。

病気の苦しみは、必ずしも病気が原因ではない。それは、新鮮な空気、光、暖かさ、静けさ、清潔さ、規則正しい食事に管理と世話など、

これらのいずれかまたはすべてが欠けていることが原因の場合が多い。

わたしたちは、これらのことが患者の生命力に負担をかけないように行う必要がある。これが看護の役割である。

また今年日本看護協会は、2025年に向けた看護の挑戦 看護の将来ビジョンにて「いのち・暮らし・尊厳をまもり支える看護」について

表明し、様々な看護職の役割についても言及し、患者様の状態の維持・改善はもとより、住民の健康の維持増進、疾病の予防も看護の大きな役割で

あることが示されました。

現状は重症度の髙い患者様に対し、訪問看護を導入と認識されている他職種の方が多いのですがそうではありません。

私達看護職の力量は、対象となる方の健康の増進や疾病予防を如何に支援できるかでも試されます。

しかしなかなか、そういうお仕事の依頼は多くはありません。予防の段階から看護が介入するケースが増えれば重度化も予防できます。

できることから始めよう精神で、

きりん会では、医療連携先のグループホーム内での疾病の悪化や予防、健康増進のための取り組みを進めています。

その為にはホームのケアスタッフの皆様と共に学び、身体の柔軟性を保つための支援をバランスボールを使用し実践する方法を模索したり、

皮膚裂傷や転倒、肺炎の予防策についての学習会を進めながら、入居者様の安心で安全、日々充実した暮らしをお手伝いできればと思って

おります。

でも自宅で療養されている方々でも老若男女問わず、健康の増進や疾病の予防が必要な方は大勢いらっしゃいます。

重度の方への役割も重要ですが、多くの方が現状の健康を維持し、長く自身の暮らしを自身で営めるよう支援する役割を

訪問看護師として、またきりん会若葉訪問看護ステーションとして担って行きたいと思います。

 

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